2009年09月10日稼働率知人が経営している交流サロンがあります。交流サロンというとちょっとイメージしづらいかもしれませんが、グループ向けの居酒屋のようなお店です。駅前の繁華街から少し離れたところで、とても細い裏路地を通っていくところで、教えられなかったらそこにお店があることは絶対に気がつかないようなところです。 ここの集客方針は一貫していて、とにかく団体客をコネで引っ張ってきます。この店のオーナーは、経営者のネットワークを主宰していた人で、これまでに培った人脈を頼りに、何かの集まりをやるならその店でやろうと思ってもらえるようなやり方をしています。 また、この店には、出資者など、何人かの支援者・協力者がいます。 面白いと思ったのは、そのうちの一人が主宰している経営者の交流会があるのですが、それを必ず月曜日にやるのです。お酒を出す店は、月曜日の稼働率が低いのが普通ですが、これを力ずくで高めようという方法です。 こういうマーケティングもありですね。 2009 09 10 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
2009年09月03日体育会系経営いろいろな中小企業の経営を身近に見てきましたが、社長さんの考え方によって色々な経営スタイルがあります。 この中で、同じ間違いを犯している人が多いのではないかと思った経営スタイルがありますので、一つご紹介したいと思います。 その名も「体育会系経営」です。 ・社長が一番頑張る この繰り返しです。 頑張りやさんの社長に多いパターンです。 人がどれだけ頑張り続けられるかというのは、その人の体力や精神力に依存します。その中で、社長は最強です。その社長が頑張れば頑張るほど、社員も「頑張らなければ」と思って、頑張ってついていこうとします。しかし、いつか限界がきてしまいます。社長より先に社員の限界がくるので、社員はつぶれて入れ替わっていきます。社長がやり方を根本的に改めない限り、この状態は繰り返されます。 こういう会社にとっての対策はただ一つです。人を楽にする仕組みを導入することです。アシスタントを雇ったり、設備投資、IT化など、具体的な手段は個々に異なるでしょうが、視点は一つです。 人が長続きするようになれば、担当者変更によるロスが減り、業務効率も上がることでしょう。 そこまでする資金がないという場合でも、一度はこういう視点で考えてみましょう。融資などの手段で資金を調達して投資したとしても、結果が出ればその融資を返済することは可能なはずです。 2009 09 03 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |