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当社代表の気ままなブログです。

儲かる話、儲からない話

2007年7月26日

同じような規模の会社でも、やり方によって利益の大小に大きな差が出ます。
個人的な印象をいうならば、小さな会社で最も儲かるのは、「高いものを、もっと高く売る会社」だと思っています。
もともとの値段が高いために、同じ粗利率では高い商品の方が粗利額は大きくなりますが、それだけではありません。
安いものを、もっと安く作ろうとすると、コストを下げるための努力が必要になります。コストを下げるための努力というのは、物理的、合理的なものが多く、それなりに限界があります。
しかし、高いものを、もっと高く売ろうとするときの努力というのは、顧客の「ほしい」という気持ちを揺さぶる努力で、もちろん物理的な要素もありますが、感情的な要素が加わることが多くなります。そこまで持っていくのはとても難しいものですが、それに成功したときには高い価格をつけることができて、利幅が大きくなります。
当たり前のようですが、粗利の大きさというのは、事業を行う上ではとても大きな魅力です。
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