2007年8月3日
苦労してつけた新機能などで売る側が付加価値だと感じるものであっても、顧客が付加価値だと感じてくれなければ付加価値として意味がないものになってしまいます。反対に、たとえコストがかかっていないものであっても、顧客が価値だと思ってくれれば充分付加価値になりえるのです。
これを利用したのがエモーショナルマーケティングだと思います。商品にストーリー性を付加するなど、様々な方法で顧客の「欲しい」という気持ちを揺さぶることで、コストとかけはなれた高い価格で買ってもらうことができるという仕組みです。
どんな商売にも、売るときに押すべき「ツボ」というものがありますが、コンシューマー向けの商売では「感情」というのはとても大きな要素だと思います。