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当社代表の気ままなブログです。

不景気の影響 ITの場合

2009年11月12日

IT系の会社にも色々な種類があります。主なものでは、サーバーセンターなどのインフラ系、情報システムの受託開発、自社サービスの開発・運用、運用代行などがありますが、この中で特に不景気の影響が大きいのは情報システムの受託開発です。
受託開発は、その売上を顧客企業の設備投資予算に依存するため、不景気で顧客が投資を絞り始めると、途端に影響を受けます。特に製造業・金融業対象の大手SI企業が大きな影響を受けているようです。しかし、情報システムへの投資は、販売系のシステムであれば売上の伸びに直結するケースも多く、管理系のシステムでは人件費低減効果を持つものが多いので、逆に景気回復局面では早期に良い影響を受けるはずだと思っています。
また、他業種、例えばインターネット通販などでいうと、業種は通信販売業であっても、その事業を行うための社内のリソースの大半がIT関係だという会社もあります。こういった会社では、どんなものを売っているのか、顧客層がどのような人たちなのかによって、どういう影響を受けるかが決まってきます。例えば、よく言われることですが、女性・食品・子供などの分野の商品を扱っている場合は、あまり景気変動の影響を受けない傾向があります。
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