ブログ

当社代表の気ままなブログです。

freeeとマネーフォワード

2019年3月16日

お客様から、freeeやマネーフォワードを使って会計処理をしていて、それを使ってくれないかという問い合わせが増えてきました。
対応は可能です。ただし、ちょっと留意していただきたい点があります。
当社はこれまで、記帳代行サービス・決算駆け込みパックの標準ソフトウェアを弥生会計にしてきました。それには理由があります。
freeeやマネーフォワードを選択する人が口を揃えて言うのは、「銀行やクレジットカードと情報が連携できるし、領収証などをスキャンすると仕訳してくれるサービスもついている」という点です。弥生があまり強くアピールしていないので目立ちませんが、実はこれらの機能は全て弥生会計にもついています。会社と税理士が同じデータを共有できるというのも、弥生で実現できます。プラットフォームとしてどちらが良いかということを考えると、弥生会計の方が良いというのが当社の結論です。
1. デスクトップアプリケーションがあるため、操作スピードが早い
2. 複数のウィンドウが同時に開ける
3. 集計表の書類が多い
4. その他、ショートカットキーなど、スピードに関わる使い勝手が良い
必ず使う入力と出力という機能が両方にあっても、その使い勝手やスピード、そして、入力したデータのチェック・修正に使う機能の有無で大きな差が出ます。これは業務効率に直結します。
会計処理というのは、多種・大量のデータを漏れ・間違いなく入力できて、初めて正しい結果がでます。ところが、大抵の場合、漏れ・間違いがあるのです。従って、入力後のチェック・修正がとても重要で、それに関わる機能も当然必要です。時間的には入力よりもチェック・修正に時間がかかることも珍しくありません。
また、ハードルの高い電子帳簿保存の届出を出していない場合、データ連携も含め、入力した領収書などはスキャンしてデータを保存しておくだけではダメです(今日時点の法令)。勘定科目などの自動判定の機能もまだまだロジックが稚拙です。また、電子保存と科目判定のハードルを越えたとしても、書類のスキャンに意外と時間がかかります。
Copyright(c) 2000-2024 Back Office Inc. All Rights Reserved.