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当社代表の気ままなブログです。

ヒアリング

2008年10月20日

今日、顧客の従業員と話をしていて、その仕事に関する重大なヒントをもらいました。
言葉は悪いのですが、ちょっと言葉足らずのところがある人で、彼女が説明しようとしていることを、私はきちんと理解せずに、取るに足らないことだと思って前に進もうとしていました。顧客の社長もそう思っていました。しかし、彼女が何度も喰らいついてきたため、もう一度話を聞くことになりました。最初は、抵抗勢力を説得するくらいのつもりで話を聞いていたのですが、よく聞いてみると、自分の進め方に無理があったことに気がつきました。そこで、相手の言うことを取り入れて、建設的な提案を出したところ、すんなりと受け入れてくれました。自分でもこの案がベストだと思います。
トップの鶴の一声で物事が決まる中小企業で、言うのを諦めてしまう人が多い中で、この人はよく言ってくれたと思います。うちの会社もそういう声を出せる人を一人でも多く育てたいと思いますが、それには自分が聞く姿勢を作ることが第一なのでしょう。聞く姿勢と決断・実行のバランス。それがどこにあるのかは、しばらく試行錯誤を続けなくてはいけません。
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