経理用語集

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時価以下主義

読み: じかいかしゅぎ

商法の資本充実の原則により、合併時に受け入れる資産額は時価を上回らないと規定した原則である。実務的には、簿価が時価以下のケースが多かったため、簿価で受け入れるか、簿価と時価の間の価額で評価替を行い受け入れるか、裁量が可能な状況であった。現在では、企業結合会計基準の導入によって事実上、以前のような裁量範囲が縮小されて、資産評価に関するルールがある程度は統一されている。
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