2011年2月28日
いわゆる「ニッパチ」で売上が少ない月を年度末に持ってくるというやり方です。これにはいくつか意味があります。
繁忙期は年度の前半に持ってくる方が、年間の業績が予想しやすい。これは、設備投資は節税対策の判断にとっては重要なことです。
決算月が閑散期のため、在庫が少なく、棚卸しの作業が楽になる。これは、月次で棚卸しをしない小規模な企業でしか関係ありませんが。
決算月があまり忙しくないため、経理の締めや決算準備の作業に時間が使える。記帳代行会社からすると、お客様が忙しすぎると、依頼事項への対応が遅れがちになるため、こうした配慮はありがたいことです。