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当社代表の気ままなブログです。

実行可能なルールを

2008年3月15日

中小企業の給与計算でたまに見かける失敗例があります。
自社にあった給与体系を作ろうとしたり、採用する人に合わせた給与の支給形態を作ろうとして、時間や支給額の計算を複雑にしてしまい、給与計算の実務がそれに追いつかなくなってしまうというものです。
考え方はわかるのですが、10人の社員に対して10通りの給与計算方法があったり、働いた時間数を計測できないような勤務シフトを作ってしまったりと、新しく依頼を受けた顧客との打ち合わせに出向いてみると、ときどき笑えない話に遭遇します。
理念先行で実務が追いつかないという事態にならないよう、できるだけシンプルな体系で、一人一人の状況に応じた調整は、特別手当など、調整弁になるような項目を別途作っておくような対応が現実的です。
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