2009年1月31日
お金を貸す側の都合からすると、貸したお金が回収できなくなったり返済が遅れたりすることがあると、手間とコスト両面でかなりの損失になります。そもそも3%やそこらの金利で貸しているということは、100人に3人が回収不能になったら、コストを無視しても赤字になってしまうということです。ということは、相当確実な人でないと貸せないということになるのでしょう。
中小企業向けの商工ローンなどの金利が高い理由がわかります。某商工ローン会社では、顧客は3年で倒産するものと考えて、貸し付け金が焦げ付く前提で金利や連帯保証人などを決めているそうです。
ただ、それはあくまで経済的な論理だけの話で、高い金利の借り入れを続けて苦しんでいる人もいるので、金利の上限が設定されている現行の法律には、私は賛成です。