お申し込みまでの経緯
ある会社役員からの依頼です。一部の事業部門を本体から独立させて子会社化し、将来的に新会社の株式をその役員が譲り受けることになり、本体と新会社で利益をどう分配するのか、そのためにどのような方法を取るのがベストなのかについて相談を受けました。
当社の対応
新会社の運転資金の確保、本体への利益還流、譲渡資金の確保をしつつ、税負担等の外部流出は可能な限り少なくし、現実的な譲渡価額となるようなスキームの提案を行いました。当初、本体の社長から提案された内容とは方法が異なりましたが、この方法の方が先方のメリットも大きいことを説明するための資料を作成し、話し合いに臨みました。最終的にはお互いの主張を取り入れた折衷案でまとまり、無事に新会社が設立されました。