経理用語集
社内金利
読み: しゃないきんり
事業部等の業績評価を行う場合に、会社資金使用量の多寡を業績評価に反映させるため、社内において擬似的に付す金利である。例えば、同額の営業利益を計上している2つの事業部があったと仮定すると、一方の事業部が在庫等により多額の資金を使用している事業を行っている場合には、会社全体からの観点では資金を使用していない事業部の方を高く評価できる。このような資金使用量の多寡を業績評価の数値として反映させるための仕組みである。社内金利を付す対象として代表的なものは在庫・営業債権・固定資産等であるが、いかなる資産を対象として金利を付すかは、社内において導入している業績評価制度の目的や概念により判断される。
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