経理用語集
セル生産方式
読み: せるせいさんほうしき
略語/英文: Cell Manufacturing System
製造業において従来の流れ作業により製品を製造してゆくのではなく、1人又は少人数の1チーム(セル)で工程作業を行う生産方式のこと。グループテクノロジーを用いて製造品及び機械をグルーピングし、機械のグループ毎にセルとして定義する。生産ラインに基づかない生産システムであるため、多品種少量生産に適したシステムであるといわれている。セルでの生産技術に熟練すれば、流れ作業方式よりも効率的な生産を行える場合があり、不良品の影響も他のセルに影響を与えることがないというメリットもある。しかし、一つのセルが全工程をこなす必要があるため、生産効率があがるまでには時間を要するなど問題がある。
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