経理用語集

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機能資本

読み： きのうしほん

資本出資に基づき経営に関与している資本を指す。資本概念の区分方法の一つで、経営には関与しない資本を無機能資本、経営に関与する資本を機能資本であると区分する。制度上では議決権のある全株式が機能資本であるが、特に上場企業等の株主が多数存在する企業の場合には、事実上議決権の行使を放棄、あるいは議決権の行使に実質的な意味をもたない資本が存在している。こうした少数株主に係る資本を無機能資本と定義し、経営に関与する資本を機能資本と定義する。
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