経理用語集

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共有

読み： きょうゆう

一台の自動車を複数人で所有する等のように所有権等の一定の権利が複数人に帰属、又は利用されている状態をいう。基本的に人の物に対する内容の同じ物権は、1つの物の上に1つしか成立しない(単独所有)ということが民法の原則である。そのため、共有とは、1つの物の上に所有権が複数成立するという例外的な場合であるといえる。広義の共有には、狭義の共有、合有、総有が含まれており、狭義の共有は、持分権者が前面に出る個人主義的な類型で民法の共有に近いといえる。個々の共有者の持分は具体的に観念され、分割請求の自由、契約期間の規定等が存在している。
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