経理用語集
ランチェスターの法則
読み： らんちぇすたーのほうそく
略語/英文： Lanchester's Strategy Models
戦争における過去の戦闘結果を分析することで導き出された法則で、彼我の戦力が大きいほうが勝利するとしながらも、戦闘の結果により生じる戦闘後の残余戦力の違いを示すため第1法則と第2法則がある。1対1の対戦形態の場合には、戦闘後の残余戦力とは単純に彼我の兵力差を表し(第1法則)、軍団対軍団での対戦形態の場合には戦闘前における彼我戦力の2乗の差を表すとしている(第2法則)。そのため弱者は局地戦に持ち込む等の戦術により1対1での戦闘形式に近くなるように行い、強者は短期決戦で遠隔戦闘をする等の戦術を採用し、軍団対軍団の戦闘形式に近くなるように戦うべきであると示唆している法則である。
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