ソフト人脈 2001年1月25日号
この「前代未聞」は、通常、税理士に依頼すれば、月額5万円ほどかかる経理業務を中小企業にターゲットを絞り、経理サービスなら月額1万2000円から行えるようにした。
通信機器のベンチャー企業で働いていた時に、財務や経理を担当した小杉社長は、税理士に相談していた経理を何とか短縮化できないかと考えたのだ。このソフトを使うことで、同社のサーバーと結合でき、提携税理士に経理代行してもらうという仕組みだ。
現在は、代理店形式をとっているが、営業機能、カスタマーセンターの機能も持つ。やはり、顧客との信頼関係を気づくことが先決と考えている為だ。
パソコンに慣れない経営者からのどんな初歩的な質問にも、丁寧に答えるようにしている。
営業の現場に、技術者を同伴するのも小杉社長の戦略の一つ。技術者が、エンドユーザーと直接にかかわり、商品開発に役立てるという訳だ。
「これからのエンジニアは、現場で話のできるコミュニケーション能力が必要になってくると確信しています。」(小杉和久社長)
この記事は、ソフト人脈 2001年1月25日号に掲載されたものです